和歌山市民生委員・児童委員協議会


民生委員は、「民生委員法」及び「児童福祉法」に定められ、厚生労働大臣から委嘱されたボランティアとして、地域住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々で、「児童委員」を兼ねており、民生委員・児童委員と呼ばれています。
児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育て中の家庭や妊産婦の心配ごとなどの相談、支援等を行います。
また、民生委員・児童委員の一部は、厚生労働大臣により「主任児童委員」に指名されています。主任児童委員は、子どもや子育てに関する支援を専門に担当する民生委員・児童委員で、担当区域を持たず、区域担当の民生委員・児童委員と連携しながら子育ての支援や児童健全育成活動などに取り組んでいます。
和歌山市の民生委員・児童委員は、731人(うち主任児童委員82名)です。民生委員・児童委員には、区域ごとに民生委員・児童委員協議会の設置が定められており、和歌山市では、41地区(雑賀崎・田野で1地区)の民生委員・児童委員協議会(地区民児協)を組織し、毎月1回以上開かれる定例会議を中心に各委員が活動に関わる意見交換や研修を行い、活動を行う上で必要な知識や技術を修得します。


和歌山市の民生委員・児童委員は、42地区(連合自治会単位)ごとに設置されている地区民生委員推薦会で選出され、和歌山市民生委員推薦会で審議した上で、市長が厚生労働大臣に推薦し、厚生労働大臣が委嘱します。
任期は3年で、再任も可能です。
民生委員・児童委員は、非常勤の特別職の地方公務員と位置づけられ、給料は支給されません。
和歌山市の民生委員・児童委員には、教育委員会から少年補導委員も委嘱され、青少年の非行防止啓発や健全育成活動などを行っています。




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